本日、ジャクエツ製の「ＣＵＢＥ」と「ＯＭＯＣＨＩ」を導入し、幼稚園に新しい遊具が仲間入りしました。
デザイナーの深沢直人さんは「ＣＵＢＥ」については「隠れ家的という要素がある。自分の場所を確保したいんだ。どこから遊んでいいか。こんがらがりながら遊ぶんだ」と語り、また「ＯＭＯＣＨＩ」については「滑り台が鏡餅のような格好をしているが遊んでいるうちにお餅の滑らかな表面依かじりついたり、ずり落ちたりして表面と戯れている。大人はその光景を見て微笑んでいる、綺麗に磨かれた表面にしがみつこうとして、彼らの指先はまるでアマガエルの吸盤になっているかのように見える。高光沢は彼らの接触を喚起する。」と語っています。あえて、遊ぶための遊具をデザインするのではなく、「遊んでしまうもの」をデザインしようという想いが表現された遊具です。
第2の園庭としてのウッドデッキテラスが9月に出来てから、この空が近く自然をいっぱい感じられる場所に何か子どもたちのための仕掛けが欲しいと検討していく中で、この２つの遊具にたどり着きました。
デザイナーの想いのように、子どもたちから自由な遊びの概念を引き出す存在として、保育の中に溶け込んでくれたらと思います。