園日記

7月5日(水) 自然(生命)の不思議

「環境豊かな園庭は、子どもたちの幼児期に育ってほしい10の姿」を育むのに優れた教材である」という言葉を耳にしました。
幼児期に育ってほしい10の姿とは、
1,健康な心と体
2,自立心
3,協同性
4,道徳性・規範意識の芽生え
5、社会生活と関わり
6,思考力の芽生え
7、自然との関わり・生命尊重
8,量・図形、文字等への関心・感覚
9、言葉による伝え合い
10、豊かな感性と表現
が挙げられます。
たしかに、遊びの中で、園庭で自然(生命)とのやりとりは、上記の10の姿にすべて関連していると感じますね。
日々の子どもたち同士、先生との関わり、時には一人で…「遊び込む」ことを大事にしたいと思います。

2019年幼児教育無償化がスタートし、保育施設に対して、保育の質の向上がさらに求められるようになりました。
きよせ幼稚園においても、「保育の質の向上」の1つとして、更なる園庭環境の充実を目指し、自然や草花・木、小川等、地域の生き物たちが集まれる環境と子どもたちの遊び場のバランスを保ちながら環境整備を行っております。
今年度、現段階では「水路」を検討しているところです。
高いところから低いところへ、せき止めたり、流したり、分岐したり、合流したり等、水の性質について遊びながら感じることが出来る可搬式の「水路」が出来るといいなと思っています。
子どもも大人も楽しめるものを目指します。

幼虫だったカブトムシ、色が変わり、休み明け、虫かごを除くと、角が生えてきてサナギに変形していく途中に遭遇しました。
この驚きを誰かに共有しようと、すぐに近くの子どもたちに報告し、情報共有をしたところ、子どもたちも大興奮。
「先生~、お部屋に持っていっていいー?」
今度は、子どもたち同士で情報共有。
子どもたちとのやりとり・子どもたち同士のやりとりって本当に面白いですね。

次の変化がまた楽しみです。